あえないじかん

あえない時間が愛育てるって
ほんとだったんだ
だけど僕は一人 になった

社会人になった君は忙しくて
ずっと一緒だった僕はさびしくて
メールをしても電話をかけても
忙しいといって君はそっけない

久しぶりのデートで
君は僕のあげた
iPodで僕に
音楽を聞かせてくれた
友達にもらったの
すごくいいでしょと
うれしそうに言う君に
「うん」としかいえなかった

たくさん聞かせてもらったけど
どれも好きじゃないよ
僕の好みは君はわかっているのに
それでもうれしそうに聞く君の
笑顔が見れるのなら
僕はそれだけで幸せだった

ますます君は忙しくなって
花見も今年は一緒に行けなかった
だけど会社の集まりにはちゃんと
時間を作って楽しそうに行った

久しぶりに会ったら
君は僕に言った
「好きな人が出来た」
僕は何もいえない
うすうすどこか
気づいちゃいたけれど
気づかない振りしてた
自分がいやになった

あえない時間が愛育てるって
ほんとだったんだ
だけど育ったのは
君とあいつの愛だった
僕は君を想って想って
ずっと待っていけど
君は別の想いを持っていたんだね

あえない時間が愛育てるって
誰が言ったんだ?
だめだよだめだよ
一緒にいなきゃだめだよ
離れだす気持ちを引き止めれる
力は僕になくて
走り出した君の気持ちは
僕には止めらない

まだ好きだよ
大すきだよ
バイバイ